そもそも偏差値って…
もともとの偏差値の意味は、平たく言うと、平均点の値を50として、それからどのくらい離れているかを数値化したものです。確かに、統計的な処理をすることにより、自分の成績が全体の中でどのくらいの位置にあるのかを知るためには便利なものであるため、受験の分野では多用されています。
「偏差値」という言葉が独り歩きしている
しかし、そのような本来の役割を超えて、「偏差値」という言葉は独り歩きしてしまっています。いつの間にか「偏差値=アタマの良さ」という図式が成り立ってしまっているのです。なので、平気で「あの子の偏差値は高いらしいわよ〜」などという訳のわからない、アホな会話を平気でしているオバサンがたくさんいます。そもそも偏差値など、受験する模試によって、かなり大きく違ってきます。また、受験した際の、出来不出来でも大きく左右されてしまうものです。
私は受験関係のメールマガジンを発行している関係で、「受験生の頃の偏差値はいくつだったのですか?」という無意味な質問を良く受けます。仕方が無いので、面倒ですが、過去に受験したいくつかの模試の名前とその際の偏差値の値を調べて教えてあげています。人の模試の偏差値を聞いて何か良いことでもあるのですかね?
受験に対する姿勢が大間違い
このような、「自分や他人の偏差値を気にする」という不思議な風習は、大学受験に対する姿勢が間違っている人が多いことに起因しているのだと思います。つまり、多くの人は高校に入ってから、「偏差値を上げるため」に勉強をします。そして、高校3年生の秋頃になったら、模試の偏差値に見合った志望大学を選ぶ、ということがまかり通っています。
こんなことで本当に良いのでしょうか?志望大学というのは、自分の成績に合わせて選ぶものではありません。まず志望大学が始めにあって、それに向かって勉強していく、というのが本来のあるべき姿です。それがいつの間にか捻じ曲げられてしまい、何も考えないアホな高校教師や予備校講師らが、それを広め続けているのです。
まずは志望大学を決めることから始めるべし
繰り返しになりますが、将来になりたいものをふまえて、まずは志望大学を先に決めるべき。そして、正しい戦略を用いて、然るべき努力をする、というのが大学受験の基本姿勢です。また、こうすることにより、自分の能力を最大限に発揮することができます。この細かい戦略等については、私が電子ブックで解説しているので、宜しければご覧ください。